はなの病気

アレルギー性鼻炎とは(花粉症)

アレルギーとは、外からの異物が入ると体を守るために、異物を排除しようと過剰に反応した状態です。鼻の粘膜でアレルギー反応を起こし、くしゃみ、さらさらした透明な鼻水、鼻づまり、鼻がかゆいなどの症状がでます。花粉症もこの病気の仲間です。花粉症とはスギやヒノキなど植物の花粉が原因となり、鼻の症状だけでなく、目の症状(目のかゆみ、涙、充血)やのどのかゆみなどがあります。

鼻水を調べることで、鼻の中でアレルギー反応が起きているかどうかがわかります。アレルギーの原因(ホコリ、ダニ、スギ、ヒノキ、カビ、ペットの毛など)を調べるためには血液検査をおすすめしています。

すばやく安全にできる小さなお子様用の検査もあります。
飲み薬、点鼻薬、ネブライザー吸入をおこなうことで症状の軽減は可能です。

スギ花粉とダニのアレルギー性鼻炎に対しては根治が期待できる「舌下免疫療法」が始まっています。
この度、保険適応で小学生以上から舌下錠の治療ができるようになりました。
当クリニックで治療されている皆さんも翌シーズンから薬が減った方、全く薬を飲まなくなった方と効果が現れています。


花粉症と診断されたら、花粉の飛散時期より早めまたは症状の軽いうちに治療をおこなうと症状が軽く済みます。早めに対策を行いましょう。

副鼻腔炎とは(蓄のう症)

副鼻腔という鼻のそばにある空洞に膿がたまっている状態です。 
鼻がつまる、黄色いネバネバした鼻水がでる、においがわかりにくい、頭痛、ほほの痛みなどの症状のときは副鼻腔炎の可能性があります。レントゲンで的確に診断し、抗生物質などの治療をおこないます。

鼻出血とは

いわゆる鼻血です。最も多いのは、鼻中隔(左右の鼻の穴の間の壁)の前方部分に細かい血管の多い場所があり、そこの血管が破れて出血している状態がよくみられます。

まず座って下を向き、指で小鼻をしっかりつまんだまま5~10分そのままにします。それでも血液さらさらや高血圧の方はなかなか止まらない場合があります。止まらない場合は、薬で止血したり止血ガーゼを鼻に挿入します。

鼻腔異物とは

      鼻の中にビーズやおもちゃ、紙切れなど異物が入っている状態で、特に小さいお子さんが鼻の中に入れてしまう場合が多いです。気づかずそのままにしておくと感染し、悪臭を伴う鼻水がでるようになります。気づかれたら早めに受診するようにして下さい。異物が確認できたらすぐに処置を行います。